βグルカンと免疫力

βグルカンと免疫力

酵母菌は様々な力を秘めているとこれまで述べてきたのですが、酵母自体が合成する酵素にもその効果が期待されています。その中でも酵母の細胞壁には、βグルカンという糖があり、これが人の免疫に作用します。

 

人の免疫はとても大事な機能であり、どんな生物でも必ず体に備えています。つまりそれくらい生きるためには大切な機構であるということです。人の場合は、異物が体に侵入すると、マクロファージという免疫機能が働き出します。酵母菌の持つβグルカンにはこの免疫機能を補助することができるのです。

 

では、酵母菌のβグルカンにはなぜこのような免疫への補助が可能なのしょうか。それは糖の結合に秘密があります。マクロファージの持つ受容体がこの糖の結合にリンクして働きかけるのです。するとマクロファージは活性化して、免疫機能が上昇します。

 

しかし、免疫機能に働きかけるからといって、大量にβグルカンを取り入れると逆に機能が鈍ってしまうことが指摘されています。とくに体に一度蓄積されると長い間体の中にとどまることが実験で確認されているため、ミネラルと同じように超過状態による弊害があることを忘れてはいけません。

 

ただしこれらもまだまだ研究段階の途中なので今後の研究結果次第では、より人間の免疫に有利に働くような形で市場に出回ることがあるかもしれません。


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